2015/04/25

胡麻豆腐を作ってみた話





昨日書いた韓国の四象診断を受けて、、、

今朝の朝ごはんはこんな感じ。

・高野豆腐
・自家製胡麻豆腐
・自家製しょうがの奈良漬け
・野蒜+長芋+ポン酢+納豆
・胡麻昆布
・ほうれん草
・ラッキョウ
・玄米小豆のお粥
・きのことさつまいものお味噌汁

でした。


いままで以上に、薬味を意識。




小陰人」に合うといわれている食べ物は、これらの食材たちなので、なんとなく、意識してみました。赤字が実際に食べたものです。


玄米 もち米 もち粟 いんげん豆 えんどう豆 ごま キャベツ ほうれん草 春菊 よもぎ なす トマト ピーマン じゃがいも れんこん さつまいも 大根 ごぼう かぼちゃ らっきょう にら 豆もやし 玉ねぎ ねぎ しその葉 生姜 にんにく のびる 松茸 椎茸 平茸
さわら 鯛 カレイ 太刀魚 鮭 いわし うなぎ わかめ 海苔 こんぶ りんご オレンジ みかん レモン グレープフルーツ いちご 杏 ゆず 桃 いちじく 無精製塩 無精製糖 ごま油 カレー こしょう からし わさび 緑茶 杜仲茶 チーズ 豆乳


※食材情報はこちらを参考にしました。


五味を取り入れているおかげが、同じようなものを食べていても全く飽きません。・・・というか、どんどん、精進料理のような感じになっている気がします。


案外簡単 「胡麻豆腐」のつくりかた

私、精進料理の中でも特に胡麻豆腐が大好きなのですが、市販の物では満足できなかったので、思い立って作ってみたところ、案外簡単に出来るものなんですねー。


豆腐といえば、「大豆」と「にがり」をイメージしますが、これらは一切使っていないという事実にまず驚きました。胡麻豆腐は、いわゆる豆腐とは全く別物で、作り方も異なるそうです。いやはや、自分で作ると、勉強になります。


胡麻豆腐の材料は、「胡麻」と「葛(くず)」と「水」。あとはお好みで「甘み」を加えるだけ。



材料 (作りやすい分量)

練りごま‥‥‥‥75g
くず粉‥‥‥‥‥25g
水‥‥‥‥‥‥‥350cc
甜菜糖‥‥‥‥‥‥10g程度 ※お好みで
塩‥‥‥‥‥‥‥ひとつまみ





①まず、分量の水に葛粉を溶かします。指先で固まりを探して、揉み砕くと早いです。





②練りごま、砂糖、塩を入れて、よく混ぜてから中火にかけます。

 葛粉が沈んでしまいやすいので、絶えずかき混ぜながら火を通していきます。




③全体にかたまってきてから、さらに15分以上かけて、よく練っていくと美味しく出来るそうです。マヨネーズくらいになったところで火を消します。





④すぐにラップで覆い、あら熱が取れたら冷蔵庫で冷やします。







完全に冷えたら、切り分けていただきます^^




わさび醤油や麺つゆをかけて食べると、とってもおいしいです◎ 

要冷蔵、3~4日の内に食べ切るのが望ましいとのこと。




手作りの胡麻豆腐は、舌触りがとてもなめらかで、口に入れた瞬間、胡麻本来の香りとコクのある味わいがひろがります。胡麻豆腐好きとしては、この胡麻の濃ゆい味を一度知ってしまうと、もはや市販品には戻れる気がしません。。


離乳食なんかにも良いみたいですよ(^^)


葛は常食すべき万能薬


マクロビなどでは有名ですが、胡麻豆腐の主原料「葛」には、幅広い優れた効用があるといわれています。(市販の安い胡麻豆腐には、葛は使われていません)


血液を浄化

◎ 血行を促進

体を温める

◎ 免疫力を高める

◎ 血管、筋肉、靭帯、関節などを、柔らかく、強くする

◎ 自律神経の安定

◎ 内分泌機能を高める

◎ 老化防止

◎ 炎症を治める

◎ 鎮痛

◎ 血圧安定

◎ 血糖を安定

◎ 解毒

消化器の機能を高める

◎ 肝臓の機能を高める

◎ 腎臓の機能を高める

◎ 副腎の機能を高める

◎ 循環器の機能を高める


つまり、身体全体をバランスよく改善する非常に優れた植物なんですね。葛は、漢方薬としても使われますが、食品として常食しても良いもの、だそうです。




精進料理から学ぶこと


「精進」、仏教においての意味は、手間暇を惜しまず、結果を期待せずに力を尽くすこと。食も修業の一つと考え、心をこめて料理をし、 それをありがたくいただき、心身を養うことの意。


和食は「苦味、酸味、甘み、辛味、塩味」の五味が基本ですが、精進料理にはそこに「淡味」が入り、「淡」を尊ぶもの。「淡味」は素材本来の味を引き出す調理法で、仏教でいう中道。つまり、極端に偏らず、真っすぐ。俗にいう「淡々と」がそれにあたり、「飽き」がこないので継続できます。


また、精進料理を作る際の心得としていわれている、「喜心、老心、大心」。


「喜心」は字のごとく、心から喜びを感じながら料理を作ること。「作ってあげている」ではなく、逆に、生きる糧となる食事を作る事を、謙虚に喜ぶ事。


「老心」は、自己を忘れ、他者に尽くす気持ち。「他人のことを思いやる」老婆のような心をもつこと。


大心」とは、大きな心で大きく構え、冷静に料理すること。自分の実力に見合ったことをするべき、ということの意味でもあり、自己の実力の範疇を超えないものを選び、地に足をつけて冷静に事を運ぶべしということを言っているそうです。


『料理を作ることが修行であり、食材に対して常に感謝の気持ちを持ちながら食べること』


精進料理を作るときだけでなく、日頃の料理や食事にも、こういった気持ちを忘れずにいたいものです。




(今日のお昼のmy弁当)



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