2015/04/04

甘酒は超健康食品だった



前回は「菌活」、以前には「酵素」についての記事をUPしていましたが、それらを調べていく中で、ちょっと気になる食品が出てきました。

それが、甘酒


甘酒って、なんとなく冬に神社などでふるまわれるイメージですが、甘ったるくて、体が受け付けないアルコール成分も入っていて、匂いもきついし、個人的にはあまり好きな飲みものではありませんでした。


でも、実は甘酒には、知る人ぞ知る効能があることがわかってきたのです。


甘酒への誤解

甘酒の製法には、①米麹を発酵させて作る方法と②酒かすを溶かし砂糖を加えた方法の2種類があるそうです。

酒かすから作られた甘酒は、大量の砂糖が加えられていて、アルコールが含まれます。一方、米麹で作られた甘酒は米と麹を発酵させて作り、発酵の段階で自然の甘さが出ますので、砂糖は不使用で、ノンアルコール

近年は、②のほうが一般的に流通されているそうですが、米麹から作られた甘酒のほうが断然栄養素が豊富、なのだとか。

日本では古来より、夏に冷やした甘酒を、あるいは熱くして、夏バテや暑気払いに甘酒を飲む習慣があったようです。夏場には多くの甘酒売りがいて、栄養豊富で体力回復に効果的な夏の「栄養ドリンク」として甘酒が飲まれていたとは、、、。いやはや、驚きです。


麹菌は酵素の宝庫

麹を使った発酵食品が腸の健康や美容によいといわれるのは、麹菌の「酵素」力が強いからなんだそうです。麹菌が作る酵素は、種類も量も、微生物の中でずば抜けて多いとか。

麹には約100種類の酵素が含まれているといわれ、でんぷんやたんぱく質を分解する力は、「“木っ端みじん”にするといってよいほど」のパワーが秘められているそうです。


甘酒の知られざる効能

甘酒に含まれている栄養素は、

・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンB6
・葉酸
・食物繊維
・オリゴ糖
・システイン
・アルギニン
・グルタミンなどのアミノ酸
・大量のブドウ糖

などなど


これらの栄養素は、栄養剤として使われている点滴の栄養素とほぼ同一の内容である事から、「飲む点滴」と呼ばれているそうです。


①美肌効果
シミやくすみを防ぐ。「既に出来たシミは消えないが、これから出来るシミに関しては期待出来る」とのこと。
→飲むだけで、肌や爪、皮膚を活性化してくれる。


②アンチエイジング効果
→頭皮を若返らせ、美しい髪を作る


③脂肪燃焼効果
→脂質の代謝を促進する
→9種類の必須アミノ酸が豊富


④疲労回復&免疫力アップ
→食事をした時に効率よく身体に栄養を取り込める
→ブドウ糖が回復を強力にサポート
→腸内の善玉菌を増やしてくれる=免疫力をアップして病原菌を予防


⑤便秘解消
→腸内環境を正常に整えてくれる。
→生きて腸まで届くと言われる、植物性の乳酸菌。便通がよくなることで、カラダの代謝や循環が上がるので、痩せやすい体になる。


ランニング後やヨーグルトの代用に

いろいろ調べていくと、ランニングの後に「甘酒」を飲めば最高なんじゃないかと。アミノ酸が豊富でブトウ糖なども入っていて、疲労回復にもとっても良い食品なので、夏の朝習慣にしてもよさそうですね。

あと、個人的には、少し温めてHOTグラノーラをいただくのもおすすめです。ヨーグルトじゃちょっと寒いな~と思う朝には、温めた豆乳で甘酒を割って、グラノーラとフルーツを入れて食べると、ホカホカほっこりします^^

(ちなみに、米麹の酵素が働ける温度帯は50~60度だそうなので、それ以上の温度にしないように気を付けましょう~)





(砂糖・甘味料不使用なのに、めちゃくちゃ美味しい!HOT豆乳、米麹甘酒、バナナ、甘酒入り自家製グラノーラ)






効果を感じるには、やはりこれも毎日続けることが大事なようです。プチ断食中の野菜ジュース代わりにしたり、豆乳ヨーグルトの代用にしてもよさそうです。

産後や授乳中のママにもおすすめの飲み物らしいので、出産祝いのプレゼントにしても喜ばれるかもしれませんね^^










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